アイアンハートメンテナンス

日々のおかし作りや料理教室で頻繁に使用しているクッキングストーブ
アイアンハートのメンテナンスを行いましたのでその模様をご紹介します!

まずは天板を取り外します
犬の骨のような形をしているのでドッグボーンといいますこの天板
両端2か所のネジを外し、引き上げる器具を取り付け引っ張り持ち上げます
強い熱に耐える鉄板なだけあって、かなりの重量です

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外すとこのように中は煤や灰がびっしり
左の白い灰がついている穴が炉の天井
黒い煤が多い右側がオーブンで、オーブンを使用する際は煙筒に抜ける道を閉ざし、オーブンの周囲をぐるりと煙を巡らせることでオーブンを温めますので煤がオーブン室を囲むようについています

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煤の中をのぞくと、まるで未開の洞窟のようです・・・
見えている部分の煤(すす)は掃除機で吸い取ります

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また取り外したドッグボーンの裏側にも煤(すす)がたくさんついています

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手が入らない奥、オーブンの周囲は専用のメンテナンス道具を使用します
専用ブラシは持ち手が折り曲げられるようになっており、長さを調節しながら狭い部分に差し込みゴシゴシと手探りで煤(すす)を掻いて(かいて)いきます

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落とした煤はオーブン室の下に設置された穴から掻き出します
なかなかすべての煤を取ることは難しいですが、狭い隙間を覗きながらの清掃なのでハンドライトがあると便利です

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煤がついていると煙の巡りが悪くなりオーブンの温度が上がりにくくなります
煙筒の入り口部分や、炉の上に溜まっていた灰もきれいに吸い取り、ネジや細かな部品など、高温による劣化がないか一つずつチェックしておしまいです

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オーソドックスな鋳物のボディに、炎がよく見える点が好評で、クッキングストーブの中でもこのところ特に人気の高いアイアンハート
料理教室やお菓子教室はもちろん、日々お湯を沸かしたりマフィンを焼いたりとお世話になっているクッキングストーブですので、定期的にメンテナンスをし、大切に長く使っていきたいですね

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こちらのアイアンハートを使用した料理教室は、4月からの日程も決まりましたので関心のある方はぜひご参加ください
お知らせにて日程をご案内しております

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